【島根第九を歌う会について】
島根第九をうたう会は、島根県で初の県民参加型の音楽活動である「県民手づくり第九コンサートin島根」を、平成4年から島根県及び、(公財)しまね文化振興財団(島根県民会館)との共催によりスタートし、現在は県民文化祭の共催事業として年末に欠かせない公演へと成長して参りました。
24年度から島根第九を歌う会の会長に就任した 古瀬 誠氏(前松江商工会議所会頭、山陰合同銀行特別顧問)のもと、毎年、公募によるオーケストラ、合唱のメンバーで結成し、初心者から経験豊富なベテランまで、そして5歳の子どもさんから80歳代の高齢者の方まで、幅広い年齢・職業の人たちが参加しています。
これは、オーケストラ演奏も含め、誰でも参加できることで、大きな舞台や一流の指揮者と一緒に発表する機会が少ない県民の皆さんにも、「聴く」側から「聴かせる」側に立って「歓喜と感動」のステージを味わえる機会になっていることから、音楽をより身近に感じることができます。
また、ソリストには、地元で活動する若手音楽家を中心に起用するほか、第九コンサートの「第1部」では、今や世界のピアニストである辻井伸行さんのピアノ独奏(第10回)など、県内外の新進の演奏家等を招聘するなど、若手音楽家を中心とした発表機会提供の場にもなっています。
そして、第九演奏会終了後には、観客の皆さんと一緒になって島根県民歌「薄紫の山脈(やまなみ)」を歌いますが、第九での感動の余韻が残る会場内で、客席とステージの約1,600人の心がひとつになって熱唱することで、会場はさらなる大歓喜に満ち溢れます。
県民歌を知らない世代が増えている中で、こうした取り組みを通じて「県民歌」の普及啓発と後世に受け継ぐことも大きな使命としています。
20年以上のこうした取り組みは、年末の恒例の行事として定着するとともに、音楽家の持つ「専門性」と合唱・オケなどのメンバーが持つアマチュア活動のプロという、お互いが持つ「経験知」を生かしながら、一体となってステージを作り上げていくことで、島根の音楽文化の普及拡大に貢献しています。
■役員・実行委員
名誉会長 | |
顧 問 | 小林淳一 藤岡大拙 松浦芳彦 菅澤弘和 長岡愼 |
会 長 | 古瀬 誠 |
副会長 | 青木裕志 勝部俊行 |
理 事 | 櫻井誠己 杉原伸治 安喰哲哉 加藤幹雄 |
監 事 | 植田充弘 山代誠一 |
実行委員長 | 勝部俊行 |
副実行委員長 | 喜久里 誼 菊池喜代子 |
事務局長 | 角 久夫 |
部長 |
副部長 |
部員 |
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総務部 | 小豆澤伸司 | 高見浩史 仙田智子 |
有田ちあき 松崎真理 |
演奏部 | 友田雅夫 | 金子健雄近藤瞬 | <コーラス> 石原和仁 大隅宏明 大森由華 酒井淳子 田邊香子 寺津豪佐(兼務) 長瀬正昭 <オーケストラ> 岸 忠明 多々納真吾 藤井敬之 |
広報部 | 寺津豪佐 | 仙田智子(兼務) 野村俊介 | |
合唱指導部 | <顧問> 米山道雄 池田亮治 | ||
森田麗子 | 井上大祐 | 石橋久和 勝部恵美子 勝部俊一郎 田中契子 布野浩志 古家孝子 渡邊志津子 | |
伴奏部 | 代 香織 | 赤松由佳 嘉戸絵理香 本常恭子 渡邊瑛子 | |
オケ指導部 | 水間 満 |